施工事例

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古民家リノベ

S's residence OMOYA

土浦市上高津
築200年 53坪 平屋建て

築200年の2世帯古民家リノベーション、1期工事として先行した離れ築50年のリノベーションを子世帯とし、計画から約1年のプロジェクトが完了しました。

元々の約21坪の玄関兼土間は一番日当たりの良い場所を占め、家族の集うDKや4帖の小さな茶の間は北側へ追いやられていました。また田の字の和室はプライバシーを保つ個室としては使いづらく、通り抜けの動線にもなってしまいます。

しかし丁寧に手を入れながら使われていた築200年の古民家は、土台や足回り、骨組みや屋根も健全そのもの。
今回は西側に増築されていたお風呂などの水回り棟の改修も伴うため、子世帯離れへの動線をも考慮しながら、水回りや共有スペースの配置を大胆に改良しました。

この間取り変更によって生み出されたのは、玄関脇の日当たり良好なLDK、大容量収納のあるご夫婦の寝室、日当たり良く独立性の高いお母様の寝室、皆が使いやすい位置にある新しい水回り、設えの良さをしっかり残した和室の続き間、子世帯への動線としても活躍する、日の当たる1間廊下。
ここにリノベーションプランニングの妙が詰め込まれています。

また間取り変更を機に、全てのサッシを断熱性の高いアルミ樹脂複合サッシに変え、外壁側からの断熱、通気工法、床下や天井裏も断熱施工としました。耐震診断の上、既存の土壁は極力残しながら耐震補強をも行っています。

さらに以前の改修では隠されていた踏み天井の無垢板を表したり、梁や天井、既存建具などの「古き良きモノ」をしっかり活かし、先代が残されたケヤキの材木を床板に使う等、日本の伝統家屋、手仕事の良さをリスペクトした仕上がりとしました。

長きにわたり受け継ぐことに大切さとご家族のための快適な暮らし、どちらも損なわない「vintage renovation」の魅力あふれる実例です。