リノベについて

私たちの理念

一生に何度とない大きな買い物。
住宅を買ったり直したりすることは、重要な決断の場面です。

そんな場面でお客様の一番近くに寄り添い、
建物の時代や背景、職人の心を想い、
コストバランスや将来の変遷を俯瞰しながら、
広く深い思考をデザインに落とし込みたいと考えています。

家族を守る住まいのリノベーションに携わることで、
お客様、職人さん方、スタッフ、、、
関わる人々が幸せになることが私たちの理念です。

私たちのポジション

既存建物がスタート地点となるリノベーション、
古いものを積極的に活かすことが私たちのコンセプトです。

壊したり隠したりして、「まるで新築のようにリフォーム」することは比較的簡単ですが、
歴史やキズを許容し、古いものを積極的に活用していくためには、様々なスキルが必要です。

昔ながらの手仕事に対する知見、
再利用に対する柔軟な思考、
経験というデサインストック。

私たちのコアスタッフは住宅リノベーションの世界で
20年以上のキャリアを持っており、日々研鑽を重ねています。
こういったスキルを還元し理念を達する為に、
私たちはリノベーション専業の設計事務所として活動しています。

デザインコンセプト

手仕事の価値が評価されていた古き良き時代、
昔ながらの日本の建物は、多くの手間暇をかけた職人技で造り上げていました。
その見事な仕事ぶりは築100年以上の古民家に見られるのはもちろん、
昭和の家屋にもしっかり残っています。

ワインやジーンズ、家具や道具、ギターやバイオリンなどでは、
「アンティーク」「ヴィンテージ」が尊ばれるように、職人が手間暇をかけた建物にも、
経た年月や歴史が尊重されるべきと私たちは考えます。

家族の歴史や暮らしと共に経年美化する住まい、
古き良きものに価値を見出し、暮らしを彩ること、

隠し繕うことなく、キズさえ愛おしくなり、思い出が積み重なる
そんなリノベーションを私たちは目指し、設計理念としています。

3つの安心

リノベの調査

スタッフの経験値、お客様へ提供できる安心の1つです。

既存建物の状況調査(インスペクション)、建物と周辺環境、ヒアリングと資金計画から導くプランニング、 古き良きものを積極的に活用するスキル、
適切に検証、説明する図面、説明力、
リノベーションならではの現場対応力、
全てを建築とお客様に注ぎ込みます。

リノベの耐震

年月の経った建物であっても、適切な耐震診断とその補強を行うことで、
「安心して住める」価値を創出します。

(一社)日本建築防災協会発行の「木造住宅の耐震診断と補強方法」に基づき、既存木造家屋の耐震診断および補強を行います。

リノベの保証

万が一、設計や工事に想定外のことが起こった場合、保険でカバーできることも安心材料です。

(一社)日本建築士事務所協会連合会の「日事連・建築士事務所賠償責任保険」、住宅保証機構(株)の「まもりすまいリフォーム保険」「まもりすまい既存住宅保険(宅建業者売主型)」(※但し加入条件を満たす場合)に加入しています。

代表あいさつ

リノベーション専門の建築家集団

お客様からイエに対する想いを最初に明かされる時。
何度となく経験した場面ですが、毎回身が引き締まります。

建築に携わり続け、いつしかその重心をリノベーションに置くようになりました。
元来、新しいモノ好きの飽きっぽい性質でした。
「新しいコト」、「未開拓の領域」へチャレンジし続けた結果、「古い家を直す」仕事に行き着いたのは、建築の神様の悪戯でしょうか。
振り返ると300棟以上のリフォームに携わり、約50棟の古民家再生を経験していました。

リノベーションの場面で、お客様と建物の声に真摯に耳を傾けていくことで、いろいろな引き出しが増えてゆき、設計理念がある1つの方向へ集約され、言語化されていきました。
2016年の秋に一級建築士事務所として開業したのはちょうどその頃です。

私とスタッフもう1名で森の里事務所のDIYからスタートし、早7年。
現在スタッフ総勢12名を数え、その間、リノベ実績合計約70棟、内古民家再生約10棟、再販物件約20棟、宅建業取得、建設業取得、上ノ室古民家モデル棟オープン、と全力で駆け抜けてきました。

リノベーション物件の完成物件の写真に、お客様の笑顔が写る時もあります。
施主様にご協力をいただき、見学会を数多く開かせていただきました。
また、納屋には古建具や古材、古家具を少しずつストックできるようになってきました。

多くのお客様や協力企業様、職人さん方、スタッフに恵まれ、
古いモノを活かす想いを共有しつつここまで来れたのは、皆さまのおかげであり、私のかけがえのない財産でもあります。

これから出会うお客様や建物と、これから巡り合う様々な想いや歴史を、すべてに笑みがこぼれるようなリノベーションを探求し続けたいと思っています。

そして昔は当然のことだった、「リノベーション」が当たり前に「新築」の前に検討される世の中に。職人さんが自分たちの仕事を競い、腕を磨く世界になることを願っています。

今村智志
代表取締役/一級建築士

スタッフ紹介

本告玄

一級建築士/宅地建物取引士

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川上健治

リノベーションプランナー

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佐藤輝文

2級建築士

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吉田邦博

2級建築士

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末岡明希子

宅地建物取引士

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筑波友美

マーケティング・広報

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私たちのつよみ

私たちは「新築」には携わりません。
人口減少の時代、住宅産業保護の為に住宅メーカーが幅を利かせ、スペックが良い、大量生産される新築住宅の陰で、良質な古家が「空き家」として問題視されています。

職人さんが丹精込めた、古家、空き家に、耐震性や断熱性も付与しながら、私たちは再び息吹を与えます。

リノベーションのことだけに携わることで、「新築」とは異なる価値観、考え方、選択肢をお客様へご提供し、日本の住宅ストック活用の一助になれればと考えています。

私たちスタッフには「営業マン」はおりません。
物件数や売上額をこなさなければならない、住宅メーカーや工務店と違い、
主に「設計・デザイン」を業務として、私たちは活動しています。

問題解決の方法を、アイデアや図面、ビジュアルにして価値とすること。
それらを実現するために、現場でコミュニケーションを重ねること。
そこで得られた新たな知見をストックし、次に活かしていくこと。

こういった1つ1つが、私たちがお客様へご提供するサービスです。

「捨てる」選択をできるだけ避け、古さが良さに変わることは、地球環境保護の観点からも重要なことですし、何より住宅再生コストのメリットになるべきと、私たちは考えます。

住宅をリノベーションするという選択理由として、、、

  • 新築よりコストメリットが得られる。
  • 新築にはない価値観を得られる。
  • 適切に手を入れた建物であれば、年数を経た方が高価値である。

こういったことが当たり前の世の中になり、家を直すことが尊ばれ、
むやみな新築住宅の増殖が減り、良質な古家が解体されなくなる。

そして、少なくとも欧米並みの中古住宅流通ネットワークが形成され、
そして手仕事や職人さんを絶やさない、サスティナブルな住宅産業の形成につながることを、私たちは期待しています。

商号 株式会社リノベ
設立年月日 H28年10月4日
代表者 代表取締役 今村智志
資本金 500万円
所在地

古民家 MODEL

〒305-0023 茨城県つくば市上ノ室671

森の里 OFFICE

〒300-1256 茨城県つくば市森の里91-7
TEL
FAX 029-879-5605
業務エリア 茨城県内及び近隣地域
事業内容
  • ・リフォーム設計・施工
  • ・古民家再生の設計
  • ・施工監理業務
  • ・不動産取引
  • ・中古再生住宅の販売
免許
  • ・一級建築士事務所/(一社)茨城県建築士事務所協会 第A3829号 設計事務所登録:Rプランニングオフィス
  • ・一般建設業許可/茨城県知事 (般-02)第37269号
  • ・宅建業許可/茨城県知事 (1)第7278号
資格
  • ・一級建築士 2名/2級建築士 2名
  • ・茨城県木造住宅耐震診断士 2名
  • ・既存住宅現況検査技術者 2名
  • ・福祉住環境コーディネーター2級 1名
  • ・宅地建物取引士 2名